割引がもたらすデメリット
おはようございます。
起業家・個人事業主のためのコンテンツディレクター上武大翔です。
みなさんは何かを購入する際に割引をされていたら、何だか得した気がして嬉しいですよね。
売る側も割引して安く売ったとしても、購入してくれる人が増えればその分売上も上がると思いますよね。
ただ割引をすることで発生するデメリットもあります。
以前にある高級アパレルメーカーの方とお話をする機会がありました。
その方はファミリー向けセールの会場を探していて、その条件としてアクセスはいい方がいいが、あまり目立たない場所がいいとおっしゃっていました。
僕は「セールをするのに、なぜ目立たない場所でやるの?」と疑問に思いました。
しかし聞いてみると、ファミリーセールに招待するのは一部の上客だけを対象にしているので、普段で定価で購入していただいている方の目に入ったら大切なお客さんを失いかねないのです。
確かに自分が定価で購入したものが、割引されていたらいい気分はしないですよね。
また大企業であれば大量に売ることができるので、割引したとしても量でカバーすることができると思いますが、資本の少ない個人事業主がこれをやろうとしたら利益が縮小して苦しくなってしまいますよね。
ではどうするか?
「割引」をすることで勝負するのではなく「サービス向上」をすることで勝負してみてはいかがでしょうか。
「100円のコーラを1000円で売る方法」という本がありますが、1000円もするコーラがなぜ売れるのでしょうか?
それは「コーラという液体」を売っているのではなく、「リッツカールトンという心地よい環境で最高においしく飲めるという体験」を売っているからです。
あなたが今売っている商品にはどんな付加価値を付けることができますでしょうか?
何か気づきや感想などありましたら、是非コメントをいただけますとありがたいです。
P.S.